データの入力規則でリスト設定したセルの不思議

投稿者: | 2018年10月16日

Excelの[データ]リボンの[データツール]グループにある[データの入力規則]は、セルに入力できるデータの種類や値を制限する機能です。自分が使う場合はもちろん、他の人にデータを入力してもらう場合など便利な機能です。

図1
入力規則02

 

セル単位に設定することができます。

ここでは、セルB3からセルB14まで[入力値の種類]を[リスト]にし、「1区」、「2区」、「3区」から選んで入力できるようにします。

図2
入力規則01

図3 セルB3を選ぶとセル右側にリストボタンが表示され、ドロップダウンリストが表示されます。
入力規則03

図4 セルB4、セルB5とドロップダウンリストから入力したあと、セルB6に「4区」と直接入力しました。
入力規則05

図5 Microsoft Exce lのダイアログボックスが表示され、入力ができません。
入力規則04

原則として[データの入力規則]が設定されているセルは条件に合ったものしか入力できません。

しかし、次の操作を行うと不思議な現象が起きます。

① セルB3にドロップダウンリストから「1区」入力しします。
② セルB5まで入力した後、セルB3の右下にカーソルを合わせると「+」になります。
図6
入力規則08

③ マウスをフィルハンドルでセルB6まで下げます。
図7
入力規則09

図4ではエラーになった入力が、エラーにならず入力されます。

フィルハンドルで連続データが入力された場合、入力を認める振る舞いをするようです。

Excelはどう判断しているか

本来のリストにないデータが入力されたセルをExcelはどう判断しているのかは、次の操作で確認できます。

[データ]リボンの[データツール]グループにある[データの入力規則]の[無効データのマーク]をクリックします。図8

図8
入力規則10

図9 セルB6からセルB8に赤丸が付きます。
入力規則11

問題はこのリスト外の値が生きている(有効)のかどうかです。

COUNTIF関数で「4区」の数を数えると「1」と返しますので有効な値だと判定できます。

また、セルB6のセルをセルB7にコピーすると「4区」になります。

ちなみに、赤丸を非表示にするには、図8で[入力規則マークのクリア]をクリックします。

 

<参考>

LIbreOffice 6.0.4でも同じ現象が起きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

twelve + 10 =

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください