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レポートでYes/No型等の値を表示する‐IIF関数

次のようなテーブルのレコードをレポートするとフィールドの[性別]や[子供の有無]は「1」,「2」とそのまま表示されます(レポート1)。
それをレポート2のように文字を置き換えて表示させます。

◇作成方法

レポートのデザインビューで、[性別]テキストボックスのプロパティを開きます。

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同様に[子供有無]のテキストボックスを変更すれば、「有り」「無し」の表示ができます。

◇フィールドのデータがYes/No型の場合

[配偶者有無]フィールドのように、データがYes/No型の場合には、次のように設定します。

チェックボックスはチェックが有る時を「-1」(ON)、チェックが無い時は「0」(OFF)になっています。

上のレポートは、本来チェックボックスになっているフィールドを数値と、上記の関数による表記を併記したものです。

クエリで使用する場合には、次のように記述します。

IIF関数

構文:IIf(expr,truepart,falsepart)

引数

内容

expr

必ず指定します。評価対象の式を指定します。

truepart

必ず指定します。名前付き引数 expr が真 (True) の場合に返す値または式を指定します。

falsepart

必ず指定します。名前付き引数 expr が偽 (False) の場合に返す値または式を指定します。

IIf関数では、名前付き引数truepart、またはfalsepartのいずれか一方だけが返されますが、評価は両方の引数に対して行われます。
このため、予期しない結果が起きることがあります。
たとえば、名前付き引数falsepartを評価した結果 0 による除算エラーが発生する場合は、
名前付き引数exprが真(True) であってもエラーが発生します。(From Microsoft Help)