Microsoft EdgeでAcrobat DCのPDFが作成できない

投稿者: | 2019年12月22日

Windows 10で既定のブラウズはMicrosoft Edgeです。

このブラウザですが、Adobe社のAcrobat DCを使ってPDFファイルを作成(印刷)しようとすると作成(印刷)できません。

次のようなlogファイルを作成し、PDFファイルは作成されません。

%%[ ProductName: Distiller ]%%
29mbyo not found, using Courier.
%%[ Error: typecheck; OffendingCommand: xshow ]%%

Stack:
[157 158 157 0]
(
<
@
レ    ノ)

%%[ Flushing: rest of job (to end-of-file) will be ignored ]%%
%%[ Warning: PostScript error. No PDF file produced. ] %%

Internet ExplorerやGoogle Chrome、FirefoxではPDFファイルを作成することができます。

エラーlogファイルにの最後にある<PostScript error>にヒントがあります。

これは、PDFファイルにフォントが埋め込めない時にでるエラーのようです。

そこで、Acrobat DCの設定を変更します。

<変更の仕方>

1.[スタート]ボタン―[設定]―[デバイス]ー[プリンターとスキャナー]を開きます。

2.[プリンターとスキャナー]で[Adobe PDF]アイコンを左クリックし、[管理]をクリックします。

AdobePDF設定02

3.[プリンタのプロパティ]をクリックします。

AdobePDF設定04

4.[詳細設定]タブを開き、左下の[標準の設定]をクリックします.。

AdobePDF設定03

5.[システムのフォントのみ使用し、文書のフォントを使用し;]チェックをオフ(はずす)にします。

AdobePDF設定01

6.[適用]ボタンと[OK]ボタンをクリックします。

7.設定画面を閉じて、Microsoft EdgeでAcrobatでPDFを作成してください。

<補足情報>

Acrobat DCはPDFファイルを作成する本格ソフトです。そのため、機能が豊富にあります。使ってきた人には手放せないツールの一つです。

ただ、2020年4月以降はサブスクリプション版だけになるようです。永久使用版はなくなります。

PDFファイルを作成するソフトとして、CubePDFやFoxit Readerなどがあります。どちらも無料ですし、Windows 10で正常に動作します。

Microsoft Print to PDFもWindows 10で標準的に利用できるPDF作成ソフトです。

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