Office 2013からはアカウント設定ができるようになった。
アカウントはマイクロソフトアカウントとOffice365のIDです。
このアカウント設定により、OneDriveやOffice 365のSharepoint online サイト、OneDrive for BusinessへOfficeアプリケーションからダイレクトに[保存]、[開く]が容易になった。
特に、クラウド上のOneDriveへのアクセスがしやすくなった。
他方これまでのPC上のフォルダーやLAN上にあるファイルサーバーなどへのアクセスは冷遇された感がある
PC上のフォルダーや外付けハードディスクやUSBメモリーへアクセスするには[参照]をクリックします。
Office 2010の[開く]と同じ動きをします。
Office 2013の[開く]
Office 2013(Excel 2013)の[開く]画面は、OneDrive個人用が複数あると保存先がわかりにくい。
Office 2016の[開く]
Office 2016(Excel 2016)の[開く]画面では、OneDriveのアカウントが表示されます。
Office 365のSharePointサイトも表示されます。
Office 2016評価版になかった、Feedbackが追加されている。
アカウント設定されたOneDriveはすべてのフォルダーが表示されます。
その他のWebサービス
ネットワークドライブサービス、WebDAVなどにアクセスしたことがあるサービスを表示します。
[このPC]は、
PC上のドキュメントを開きます。他の場所を
[場所の追加]は、
次のマイクロソフトのクラウドサービスを追加する場合に使用します。
ただし、Office 365利用時に同じドメイン内の別のIDを追加することはできません。
例）user1＠abc.onmicrosoft.comで登録してあるところにuser2＠abc.onmicrosoft.comを追加すると
ドメイン（「abc.onmicrosoft.com」と「def.onmicrosoft.com」）が異なれば追加はできます。
なお、user1＠abc.onmicrosoft.comを削除（接続サービスから削除）してからuser2＠abc.onmicrosoft.comを追加することもできません。
OneDriveのアカウントと異なり、Office 365のID（アカウント）はアカウントの共有は制限されています。
上記の例で「Niky」と「SystemKOMACO」は、別のドメインのため登録が可能です。
なお、登録してあるユーザーを切り替えて登録するには、レジストリーの変更が必要です。
マイクロソフトの次のページを参照ください。