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OneDrive for Businessの保存先を移動させる

OneDriveとOneDrive for BusinessはMicrosoftのクラウドストレージです。

OneDriveはMicrosoftアカウント作成すると5GBを無料で使うことができます。

OneDrive for Businessは、Office 365 Businessなどの法人向けサブスクリプションを利用してれば使用できます。容量は1TB(1,000GB)です。

OneDriveはパソコンとオンライン(Web)で利用できます。パソコンのローカルフォルダーに保存すると、Web側のクラウドストレージと同期し保存されます。OneDrive for Businessも同じ動作です。

パソコンのローカルフォルダーに保存されると述べましたが、これがちょっと厄介です。なぜなら、パソコンのハードディスク(HDD)やSSD(ソリッドステートドライブ)に保存されるわけですが、5GBなら目くじらを立てる程の事もありませんが、1TBともなるとさすがに問題です。

OneDrive for Business のフォルダーがCドライブのUsersの下に既定で作成されます。

OneDriveとOneDrive for Business の両方を使用していますが、OneDriveはEドライブ(1TB)に最初から作成しましたので問題ありませんが、OneDrive for Business はCドライブです。Cドライブは250GBのSSDを使用していますが、データが増えるのは問題です。

そこで、CドライブからEドライブへの移動を行いました。

<移動の仕方>

1.タスクバーのOneDrive for Businessのアイコン(青い雲の方)を右クリックします。右隣の白い雲はOneDriveです。OneDriveを移動させるときは、こちらを右クリックします。作成されているフォルダーを切り取って、別のドライブに貼り付けても同期しません。

2.[設定]をクリックします。[OneDrive]と表示されていますが、[OneDrive for Business]です。

参考:個人用OnedDriveのタスクバーアイコンを右クリックして表示される画面

3.[Microsoft OneDrive] ダイアログボックスの[アカウント]タブで[このPCのリンク解除]をクリックします。

4.[Microsoft OneDrive] ダイアログボックスの[アカウントのリンク解除]ボタンをクリックします。

5.[OneDriveを設定]画面です。OneDrive for Business で使用しているアカウントを[「メールアドレスを入力してください」テキストボックス]に入力し、[サインイン]をクリックします。

6.移動先の場所を指定します。既定ではCドライブのUserですので、[場所の変更]をクリックします。

7.移動先のOneDriveフォルダーを指定したら、[次へ]をクリックします。ここでは、ディスク容量の多いEドライブにしました。

8.[OneDriveへようこそ]画面が表示されます。画面左下赤丸内の 「>」 をクリックします。

9.[すべてのファイルをオンデマンドで利用できます。]画面左下赤丸内内の「>」をクリックします。

10.[すべてのファイルをオンデマンドで利用できます。]画面左下赤丸内の「>」をクリックします。

11.[ファイルとフォルダーを共有する]画面右下赤丸内の「>」をクリックします。

12.[モバイルアプリを入手]画面右下赤丸内の「>」をクリックします。
スマホやタブレットなどでも使えます。スマートフォンアプリは、Android版はGoolge Playで、ios版はApple Storeで入手します。画面に表示されている「スマートフォン向けOneDriveの入手」ボタンは英語版のWondowsサイトに飛びます(このブログ執筆時)。

13.[準備が整いました。]画面。[OneDiveフォルダーを開く]をクリックします。

14.[許可]をクリックします。

15.ローカルフォルダーがWeb(クラウドストレージ)と同期を開始します。
クラウドストレージにあるOneDrive for Business のデータがダウンロードされます。
回線のスピードと保存されているデータ量により同期の時間が変わります。

16.フォルダーの移動が終わり、データの同期が完了したら元の場所のフォルダーを削除します。

データはクラウドストレージのOneDriveに残っていますので大丈夫です。

AndroidスマホのOneDrive画面
スマホでは、アカウントを切り替えてWeb錠のOneDriveを表示させます。PCでは、ローカルドライブのデータと同期させて使用しますが、スマホではそのイメージが表示されます。編集はWebのデータに対して行います。

 

 

<参考>

無料のOneDriveは5GBで、OneDrive Basicというプランです。
そのほかに、Office 365 Soloを利用していれば1TB(1,000GB)利用できます。
OneDrive 100GBというプランもありこちらは224円/月です。
https://onedrive.live.com/about/ja-jp/plans/

Microsoft SkyDrive から OneDrive へ(2016年9月15日)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17787/skydrive-to-onedrive

OneDriveは以前SkyDriveと呼ばれていました。2014年ごろに名称が変更になりました。海外(ヨーロッパ)での商標権の関係だったと思います。当初は無料の容量が7GBや15GBと拡張されました。私もそのキャンペーンで40GB容量を無料で利用しています。

Microsoft OneDrive フォルダーの場所を変更する
https://support.office.com/ja-jp/article/onedrive-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%99%E3%82%8B-f386fb81-1461-40a7-be2c-712676b2c4ae

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