コマコ塾

フリーのドライバーアップデートソフトは不安だ

IObitのUninstallerを以前インストールしていたら、バージョンアップの案内(表示)がありアップデートをしました。

その際、<Driver Booster 3>も一緒にインストールしました。

インストール後すぐに起動し、次の画面が表示されました。(図1)

 

図1 古いドライバーが63個検出された。しかし、Intelに関係するものがほとんどです。

どうも結果が怪しいので[すべて更新]をせずに、表示させたまま次の操作を行った。

 

Intelから<インテル®ドライバー・アップデート・ユーティリティー>が公開されているのでインストールしてみました。(図2)

別のPCで不具合があったときに、このユーティリティー・ツール使って不具合を解消したことがあったので。

→ インテル・ドライバー・アップデート・ユーティリティー Vista/7/8/8.1/10

→ インテル・ドライバー・アップデート・ユーティリティー

日本語にも対応している。英語表記の場合には、[設定]から変更できます。

図2

 

[スキャンの開始]ボタンをクリックする。

しばらくすると、次の画面が表示されました。(図3)

図3 ドライバーが検出された場合には、アップデート可能なドライバーが表示されます。

 

図4 利用可能なドライバーがありません。

 

図5 念のため、[デバイスマネージャー]を開いたが、 デバイスマネージャーに不具合を示す表示はありません。

 

図6 Driver Booster 3でドライバーが古いと指摘されたドライバーを選択し、[全般]タブをみました。

[デバイスの状態]は<このデバイス用にインストールされたドライバーがありません。>と表示されています。

インストールされていないドライバーの更新は不要だが、なぜこのドライバーが表示されるのか不可解。

 

図7 Intel Management Eagine Interfaceドライバーを選んで[全般]タブを確認。

 

図8 ドライバータブのドライバーの更新をクリックします。

 

図9 [ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します]をクリックします。

 

図10

 

図11

 

図12 更新後の[ドライバー]タブでバージョンが更新されています。

 

結論

<Driver Booster 3>の効果は疑問です。

PCに不具合がないのであれば、利用しないことをお勧めします。

またPCに不具合があるのであれば、ドライバーに限らず様々な検証箇所があります。

どこに問題があるのかその切り分けを行うことが最初の一歩です。

 

今回調べた中でAppleのホームページはどのような意味合いから作成したのか理解に苦しみます。

<Windows 対応コンピュータを最大限活用するには、コンピュータに搭載されているすべてのコンポーネントのドライバを最新の状態に保つ必要があります。古いドライバを使っていると、Apple ソフトウェアとその関連ハードウェアが予期しない動作をする原因になります。……>

→ Windowsコンピュータでのドライバーのアップデート (最終更新日:2015/02/07)

Appleのブラウザー<Safari>がWindows向けに提供されないのはその理由の一つか?

「Diver Booster」を「Drive Booster」と表記していました。2017年2月26日修正しました。ご指摘ありがとうございます。

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