ヤマト運輸の再配達メール

投稿者: | 2023年2月2日

宅急便の年間取扱数量は、国土交通省の資料によると

〇令和3年度の宅配便取扱個数は、49 億5323 万個で、前年度と比較して1 億1676 万個・約2.4%
の増加となった。
〇令和3年度のメール便取扱冊数は、42 億8714 万冊で、前年度と比較して4844 万冊・約1.1%
の増加になった。

https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000255.html

毎年その取扱い数量は増えているようです。

再配達によるドライバーの過重労働が問題になっていますが、再配達を減らそうと配送各社はメールでの案内を行っているようです。

この宅配便を配達している1社のヤマト運輸の名をかたる詐欺メールが届きました。

明らかに詐欺だとわかる内容ですが、近々巧妙な内容になるのではと予想されます。

実際のメールは、

受信日:2023/02/01 7:33
件名:<<重要·再送>>【ヤマト運輸】郵便物が配達できないため、配送情報をご補充ください
差出人:<公式>ヤマト連絡窓口 admin@kuronekoyamato.co.jp

メール本文
YamatoUnyuMali02-1 20230201

①「クリックしてから配送情報を補充ください」のリンク先は現在閉じられているようです。

URLは次のようです。
YamatoUnyu 20230201

日本語の「ご補充」は不自然です。

②の「100円の再配送料がかかります。」は、まだどの配送業者でも行っていないでしょう。

もしこの金額が500円や1000円なら、メール本文内のリンク先をクリックや電話をするのではないでしょうか。

ちなみに、ヤマト運輸の国際宅急便センターは
http://sneko2.kuronekoyamato.co.jp/sneko2/Sngp?ID=GGL_C&JC=029970&DN=&MD=&F=2

https://www.yamatoamerica.com/cs/international-ta-q-bin/

などWebで調べれば表示されます。

最近のネットショッピングでは国内のサイトで注文しても、必ずしも国内から届くとは限りません。Amazonでは実際に海外から届くことがあります。Amazon出品者が全世界であれば不思議ではありません。

誰しもが、海外のショップから手軽に商品を注文し受け取ることができることを考えれば、このようなメールが増えることは容易に想像されます。

ネットショッピングをおこなう方は、商品が届かないというトラブルもありますから信頼のできるショップで買うようにしましょう。

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