あなたのMasterCardカードにはリスク取引があります…

投稿者: | 2020年1月20日

またまた詐欺メール(フィッシングメール)が届きました。

今回はMasterCardです。

件名:あなたのMasterCardカードにはリスク取引がありますので、3日以内にパスワードを変更し、リスクを解除してください

差出人はmastercard-kvgo ems @ sij.com です。

2020年1月19日に1度届いていますから、今回で2度目になります。

本文は次の通りです。第1回目に届いた内容とは月日以外は全く同じです。

MasterCard_2020-01-20

本文はもっともらしく書かれていますが、分かりにくい内容です。

①「ドメインの運用(メール送受信やホームページの表示)に関わる重要な通知」とは何をさしているのでしょうか。

②「あなたのクレジットカード口座が第三者によって使用されていることを検知した」ならば、直接カード所有者へ電話連絡が来ます。過去に不正に利用された際に電話連絡が来ました。絶対にメールで連絡は来ません。私は3回、妻は1回、知り合いでも1回。すべて電話連絡が来ました。もっとも、油断、過信は禁物です。カードの使用履歴はこまめにチェックすべきです。

③ログイン先は「MyJCBログインはこちら」になっています。マスターカードなのに。

④リンク先はmastercardに似ているURLになっていますが、明らかにおかしい。リンク先はフィッシングサイトになっていました(クリックしたので)。

マスターカードの日本国内URLは https://www.mastercard.co.jp です。

⑤Masetercardまたはmastercardの表記になっており、MasterCard(MとCが大文字)ではない。

⑥マスターカードの連絡先は、渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー16階です。

一方ジェーシービー(JCB)は、

URLは https://www.jcb.co.jp です。

所在地は本文記載の住所です。ホームページで調べたんでしょう。

クレジットカードによっては、JCBとMastercardの両方が記載されていることはありますが、全くの別会社です。

⑦筆者はどちらのカードも持っていません。

今年も虎視眈々とあなたの財産を狙っている輩(やから)から詐欺メールが届くでしょう。

いかに冷静に対処できるか。詐欺メールを見分かる、見破るスキル・技術をどのように上げるか。

今年は少額の電子マネーを狙う手口が増えるのではないでしょうか。

便利さ手軽さの裏にはリスクが付いていることを忘れないようにしましょう。

 

 

 

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