個人用OneDrveとOnDrive for Businessのファイルの扱い方は違う

投稿者: | 2020年8月12日

個人用OneDrive(OneDrive Basic 5GB)とOffice 365にある組織用OneDrive for Businessの基本機能は同じように見えます。

Microsoftアカウントを使ってWindows 10を利用するときに、ほぼ無条件にOneDriveが設定されます。

個人用のOneDriveは、無料のクラウドストレージで5GB利用できます。

一方、OneDrive for Businessは1TBの容量を持っており、たいていのデータは保存できます。

Office 365(現在はMicrosoft 365といいます)は、サブスクリプション契約(有料)で使用できます。

さて、この2つは普段使っているには違いは分かりませんが、個人用のOneDriveのデータをOneDrive for Businessへコピーすると不具合が起きることがります。容量が大きいので、バックアップ用にOneDrive for Businessを使用しています。

コピーが終わり、OneDrive for Businessがクラウドストレージと同期をとっている(アップロード)と次のようなポップアップが表示されました。

図1

Onedrive_business同期エラー_ 2020-08-12 105732

 

図1の[詳細情報]をクリック数すると、Microsoftのホームページが開きました。(図2)

OneDriveでは無効な文字を使用してファイルの名前を変更できる
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/onedrive-%e3%81%a7%e3%81%af%e7%84%a1%e5%8a%b9%e3%81%aa%e6%96%87%e5%ad%97%e3%82%92%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%81%ae%e5%90%8d%e5%89%8d%e3%82%92%e5%a4%89%e6%9b%b4%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b-99333564-c2ed-4e78-8936-7c773e958881?ui=ja-jp&rs=ja-jp&ad=jp

図2

OneDriveHP 2020-08-12 115202

図3:タスクトレーのアイコン

OneDrive for Businessの青の雲アイコンに「×」がついています。

個人用OneDriveアイコンは右隣の白い雲です。

タスクトレー 2020-08-12 112145

アイコンに「×」が付いているのは気になります。

 

問題になっているファイルは、HTMファイルに関連するイメージなどの保存されたフォルダーです(図4)。

図4:エラーになっているのは「.file」フォルダーです。

OneDriveエラー01_2020-08-12 112757

図5:MailServer設定.filesフォルダー内のファイル

Onedrive エラーファイル01 2020-08-12 125619

図6:図4の「MailServer設定.files」と関連するのが、「MailServer設定.htm」ファイルです。

このファイルは、ホームページを[名前を付けてページを保存]で作成されます。

Onedrive エラーファイル02 2020-08-12 125619

図4のフォルダー名を変更すると、関連するファイルの関係が切れるため、ファイルを開いたときに画像が表示されません。

 

図1の[名前の変更]をクリックすると、

図7

OneDrive名前変更 2020-08-12 115623

これで解決するかと思いきや、

図8:同期の問題が大量に表示

Onedrive_business同期エラー02_ 2020-08-12 105732

こうなるとコピー元のファイルがあるので、コピー先のエラーになっているフォルダーやファイルを削除しないとエラーが解消されません。

OneDrive for Businessの運用はかなり厄介です。

「.htm」ファイルを削除すると連動して同じ名前の「.files」が削除されます。

 

問題のファイルを手動で削除していきます。

ようやく青の雲から「×」が消えました。

 

<課題>

OneDrive for BusinessはSharePoit Serverを利用しています。このSharePointはデータの共有利用を行うことを想定していることもありますが、運用や管理はかなり専門的なスキルが要求されます。

また、技術的考えが、「古く」「制限が多い」ともいえます。

利用者がOneDriveでは問題なく利用できるのに、OneDriive for Businessで利用できない、制限されるのではおのずから使わなくなります。

ファイル名の入力時にエラーになれば気づきますが、今回のように環境によってエラーになると利用者にとっては戸惑いの原因です。

どうしても保存したい時には、「MailServer設定.files」と「MailServer設定.htm」を一緒に圧縮して(「MailServerの設定.zip」)保存すればエラーになりません。

 

<参考>

Microsoft 「OneDrive および SharePoint で無効なファイル名とファイルの種類」
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/onedrive-%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3-sharepoint-%E3%81%A7%E7%84%A1%E5%8A%B9%E3%81%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%90%8D%E3%81%A8%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E-64883a5d-228e-48f5-b3d2-eb39e07630fa

このページではOneDriveを使う際の注意事項が記載されています。

言い換えると、簡単に使えるものではないということです。

パソコンの歴史は、機能や能力の向上・進歩だけでなく、使う上での様々な制限を緩和してきました。

ファイル名に漢字を使ったり、長いファイル名を入れたりなど当たり前にしていることが、昔はできませんでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

seven + eighteen =

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください