Windows 10で既定のブラウズはMicrosoft Edgeです。
このブラウザですが、Adobe社のAcrobat DCを使ってPDFファイルを作成(印刷)しようとすると作成(印刷)できません。
次のようなlogファイルを作成し、PDFファイルは作成されません。
%%[ ProductName: Distiller ]%%
29mbyo not found, using Courier.
%%[ Error: typecheck; OffendingCommand: xshow ]%%
Stack:
[157 158 157 0]
(
<
@
レ ノ)
%%[ Flushing: rest of job (to end-of-file) will be ignored ]%%
%%[ Warning: PostScript error. No PDF file produced. ] %%
Internet ExplorerやGoogle Chrome、FirefoxではPDFファイルを作成することができます。
エラーlogファイルにの最後にある<PostScript error>にヒントがあります。
これは、PDFファイルにフォントが埋め込めない時にでるエラーのようです。
そこで、Acrobat DCの設定を変更します。
<変更の仕方>
1.[スタート]ボタン―[設定]―[デバイス]ー[プリンターとスキャナー]を開きます。
2.[プリンターとスキャナー]で[Adobe PDF]アイコンを左クリックし、[管理]をクリックします。
3.[プリンタのプロパティ]をクリックします。
4.[詳細設定]タブを開き、左下の[標準の設定]をクリックします.。
5.[システムのフォントのみ使用し、文書のフォントを使用し;]チェックをオフ(はずす)にします。
6.[適用]ボタンと[OK]ボタンをクリックします。
7.設定画面を閉じて、Microsoft EdgeでAcrobatでPDFを作成してください。
<補足情報>
Acrobat DCはPDFファイルを作成する本格ソフトです。そのため、機能が豊富にあります。使ってきた人には手放せないツールの一つです。
ただ、2020年4月以降はサブスクリプション版だけになるようです。永久使用版はなくなります。
PDFファイルを作成するソフトとして、CubePDFやFoxit Readerなどがあります。どちらも無料ですし、Windows 10で正常に動作します。
Microsoft Print to PDFもWindows 10で標準的に利用できるPDF作成ソフトです。